◆セカンド・ワーキングホリデービザ◆
★Key Points★
- 年齢条件:基本は18〜30歳(国によっては最大35歳まで)
- 滞在期間:追加で12か月(条件により延長の可能性あり)
- 就労条件:Subclass 417の初回ビザ期間中に、指定された地域で3か月(88日間)の労働を完了していることが必要です。
※2024年7月1日以降に申請する英国パスポート保持者はこの条件が免除されます。
- 就学制限:最長4か月まで
- 資金条件:オーストラリア国内から申請する場合、資金証明は不要。国外から申請する場合は、生活費および帰国用の航空券代として約5,000豪ドルの証明が必要です。
- 健康・人物要件:健康診断や無犯罪証明などが必要になる場合があります
1. サブクラス417
◆セカンド・ワーキングホリデービザ(Subclass 417)は、初回ビザ期間中に地域指定労働を行った方が、さらに12か月間滞在延長できる制度です。
A. 対象者
現在Subclass 417ビザを保持している、または過去に保持していた18〜30歳(国によっては最大35歳)の方で、オーストラリアの指定地域で必要な労働を完了している方。
対象国:
ベルギー / カナダ / キプロス / デンマーク / エストニア / フィンランド / フランス / ドイツ /
香港 / アイルランド / イタリア / 日本 / 韓国 / マルタ / オランダ / ノルウェー / スウェーデン /
台湾 / イギリス
◎申請時に30歳(または35歳)でも、審査中に31歳(または36歳)になった場合は、他の条件を満たしていれば許可されることがあります。
B. 滞在期間
追加で12か月
C. 費用
申請料:650豪ドル(2025年1月時点)
D. このビザでできること
- 短期の仕事に就いて旅行費用を補う
- 最大4か月までの学習
- ビザの有効期間中、何度でも出入国が可能
- サブクラス417対象の仕事を6か月間行うと、3回目(サード)のワーキングホリデービザ申請資格が得られる
E. 申請条件
セカンドSubclass 417ビザの申請資格を得るには、以下の条件を満たす必要があります:
✔ 現在または過去にSubclass 417ビザを保持している(保持していない場合はファーストビザを申請する必要があります)
✔ オーストラリア国内にいる場合は、有効な実質ビザを保持しているか、直近の実質ビザが失効してから28日以内であること
✔ 対象国のパスポートを保持している
✔ 申請時の年齢が18〜30歳(または一部の国は35歳まで)
✔ Subclass 417対象の仕事を3か月(88日間)完了している
†英国パスポート保持者は、2024年7月1日以降の申請であれば、この労働要件を満たさずとも2回目・3回目のビザ申請が可能です。
✔ 扶養する子どもを同伴しない
✔ 単独で申請する(家族を含めることは不可)
✔ 十分な資金を有していること
†オーストラリア国内から申請する場合は、資金証明は不要。国外から申請する場合は、生活費および帰国用航空券の購入費として約5,000豪ドルの証明が必要です。
✔ 健康条件を満たすこと
✔ 人物要件を満たすこと
✔ 申請者本人やその家族(申請に含まれていない家族も含む)が、オーストラリア政府に対して負債がある場合、それを返済済みか、返済計画を立てていること
✔ 過去にビザの拒否や取消しを受けていないこと
✔ オーストラリアの価値観に関する声明に署名すること
◆最新の申請手続きや条件などの情報について、より包括的かつ正確な情報は、オーストラリア内務省の公式ウェブサイトをご参照ください。
2. サブクラス462
※日本国籍の方は対象外のため、本記事では省略します。
Vocation Abroad編集部
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